<洋画>天使と悪魔 - スピード感抜群のミステリー
[UP:2009.05.22]
『ダ・ヴィンチ・コード』でベストセラーになったダン・ブラウンの映画化、第二弾。
主人公は『ダ・ヴィンチ・コード』で登場した、宗教象徴学のラングドン教授(トム・ハンクス)。
『天使と悪魔』は原作も読んだけど、『ダ・ヴィンチ・コード』より面白いんじゃないかと思ったくらいのできばえでした。ましてや、舞台が先日行ったばかりのローマとくれば、期待度はどんどん高まります。

さすがにご当地ローマでは宣伝看板が多数見られ、いろんなところでロケも敢行していたらしく、話題になっていました。
ただ、肝心のサン・ピエトロ大聖堂でのロケはカトリック教会が許可しなかったらしく(映画の内容が内容だけに・・・)、映画を見ないようにという勧告も出されているとか。
そんなことを聞くと、余計見たくなるっていうのがヤジ馬根性?
ま、原作を読んで以来、この公開を楽しみにしていたわけですが・・・
ストーリーは
スイスにある科学研究所から反物質を利用した爆発物が盗まれ、開発した科学者が殺される。その胸には「イルミナティ」の紋章が焼き付けられていた・・・・そして反物質はヴァチカンに仕掛けられる。
イルミナティとは、17世紀にヴァチカンの弾圧をうけた、科学者の秘密結社である。
それが現代によみがえり、教皇死去のスキを狙って、ヴァチカンに報復しようとしている??
4人の枢機卿の殺人予告。ラングドンは殺人を止められるのか? ヴァチカンの運命は?
映画はスピード感抜群に仕上がっていて、飽きさせない。
特にハワード監督(&脚本家)の手腕がすごいと思ったのは、この映画では宗教と科学の対立の歴史、反物質などの最先端科学など難しい内容を扱っているので、用語の説明が大変なのだけど、それらを役者さんたちの会話などにうまく吸収し、ミステリーを損なうことがないようになっている点。
そこがうまく解決されているので、映画自体がエンターティメント作品として、すぐれものになっているのだ。
オフィシャルサイトを見ると、サン・ピエトロ大聖堂をはじめ、セットはもちろんCG技術を駆使したと書かれているのだが、「どこがCGだったの?」というくらい、完成度は高い。
もうすっかり自分も大聖堂の中にいるような気がして、ラングドン教授とともに、東西奔走する。
ま、謎解きという面でいけば、1つ1つの示されるヒントに対し、ラングドン教授はあっという間に解いちゃう感じで、映画という時間制限のあるメディアでは仕方ないものの、その辺の楽しみは原作には及ばないけど。
今回のラングドン教授は謎解きというより、インディ・ジョーンズって感じ。アクション満載のヒーロー!
それでも、カトリック教会独特の風習や歴史上の対立、最先端の科学物質と、ダン・ブラウンらしい世界がとっても面白く、ただのアクションものとはワケが違うよねーって映画になっています。
そういえば、『ダ・ヴィンチ・コード』は原作を忠実に、でも、ショートカットして・・・という映画作りだったが、今回は原作と違う点(ショートカットのほかで)も見受けられた。これは何か意図があるんだろうか?
ラングドン教授第3弾もすでに仕上がっているとか。
またまた、楽しみですねー。ダン・ブラウンの作品はラングドン教授以外のヤツも読んだけど、スケールという点でもやっぱラングドンシリーズが一番面白いのだ。
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明治大学卒業後、27歳でヒロテックを起業。パソコン畑一筋。
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