<洋画>レッドクリフ part Ⅰ
[UP:2008.11.10]
中国史では最も有名な?三国志、その中でも劇的な赤壁の戦いに、いよいよハリウッドが手を伸ばした。製作費100億円、ジョン・ウー監督作品というのがウリだ。

私はジョン・ウー監督をあまり高く評価していない。『MI:2』があまり面白くなかったからだ。『フェイス/オフ』で注目してたんだけどな。
でも、三国志は大好きである。歴史モノの映画はたとえ前評判がどうであろうとも、見に行く。
ジョン・ウーにとっても母国の歴史を世界にアピールする絶好のチャンス。扱いは『MI:2』とは異なるはずだ・・・と期待を込めて。
公開日すぐのせいか、会場は大入り満員。年配からカップルまで幅広い人がいる。そういや、公式サイトでは「この秋、最強のデートムービー」というキャッチあったっけ・・・
で、肝心の今回の映画だが・・・
タイトルでわかるとおり、今回のは前編。赤壁の戦いの前夜までを描いている。
三国志は出演者がとぉーっても多いので、顔やそれぞれの性格や役割を覚えるまでが大変だと思う。最初、かなり、画面に名前が出てきた(それもひらがなのルビ付き)ことでも気遣いがわかる。
各将軍たちの超人的な活躍にしても、同盟を結ぶ前の敵国に簡単に軍事訓練を見せることにしても、「ありえんだろー」みたいな常識的なツッコミはしてはいけない。ダイハードの中国版だと思えばどーってこともない。
長江を下る魏軍の大船団がえらくちゃっちいCGだという指摘も瑣末なことだろう。
子馬が難産だったくらいで軍事訓練をほっぽらかして家に帰る周瑜ってアリ?というツッコミもするまい。
それらを補ってあまりあるものがあった。
それが金城 武が演じる諸葛孔明だ。
最初、エライ軽い感じの孔明だ、とがっくり来たのだが、観ているうちにその表情の甘さにすっかり魅了された私であった。
女性率48%というのもうなづける。これって、女性向けの三国志だわ。
今回の前半は周瑜がクローズアップされていたが、後半の主人公はまぎれもなく孔明になるだろうし。
うううーん、その意味では、来年4月の公開が待ち遠しいかも。
三国志といえば当然期待される、男のドラマ。友情、かけひき、歴史のスケール・・・
そんなものを期待していった方々には不満が残る内容だったと思うが。
三国志や中国史を知らない人々(主にアメリカ)にどんな印象を残したのだろう、と気になる。
しかし、これを機会に、東洋の文化・思想が世界に広まるのは大歓迎だ。
アジアが世界に理解されるにはまずその根本になる文化や歴史を知ってもらわないとね。
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明治大学卒業後、27歳でヒロテックを起業。パソコン畑一筋。
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