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思考のボトルネックを解除しよう by 石川和幸

[UP:2008.11.19]  

成果を最大化する方策についてはいろいろなビジネス書に書かれていることである。
このブログでは、やっていることにレバレッジ(てこ)をかけるという本田氏のビジネス書を何冊かご紹介したが、この本では自分の内面(思考)を工程にわけ、どこにボトルネックがあるかを探るという手法。製造業のコンサルタントをしている著者らしいアプローチといえる。
 

200811_bottle.jpg

・ディスカバー・トゥエンティワン
・2008年8月初版
・1,500円+税

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■目次抜粋
ボトルネックって何だ?
「知識」のボトルネックを分解する
情報のボトルネックを解除せよ
手法のボトルネックを解除せよ
技能のボトルネックを解除せよ
「知識」のボトルネックを改善しよう
「選択」というボトルネック
最後のボトルネック「生/活力」のボトルネック


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どんなに能力がある機械や人がいても
工場の生産数を決めてしまうのは能力が低い側
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ボトルネックがシステム全体のアウトプットを決める、同一システム内ではボトルネック以外でがんばってもムダ

よーく考えると当たり前のことではあるが、意外と盲点だった考え方だった。
販売戦略ではよく「強みを伸ばす」という手法をとるが、生産性と考えるといくら強みを伸ばしてもボトルネックがある以上、そこを改善しないと全体のアウトプットが伸びるわけないんですねー。

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ECRSの魔法:
やめる、同時化、順序変更、単純化
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システムを設計しているときにSEが常に考えていることがまさにコレ。コストダウンと潜在バグつぶしを同時に行える一石二鳥の考え方です。これを遂行できるのが良いSEというわけ。
この手法もシステム設計だけでなく、いろいろなところに活用できそうだ。

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全体を定義しないと、モレなく、ダブりなくの分析
はできない
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たとえば、会議のときでも、「今日の議題は営業部だけにします」とか全体を決めて、議題を制限することが大事。全体を決めることを「スコープ」という。
プロジェクトの迷走の原因がスコープの定義があいまい、ということがよくあるとか。
それってすごくわかる。ワタシもよく経験すること。
「なんか変だな、みんなのコンセンサスが取れてないみたい」と感じることがよくあるが、これもスコープの定義があいまいなため、全員のイメージ共有化ができていないのが原因のような気がする。
今度、このような感覚に襲われたら、スコープ定義にさかのぼって、見直してみようっと。


最後のあとがきで、この本を執筆するきっかけとして、
知識や頭の良さより<選択>のボトルネックがパフォーマンスを左右する
という雑談からと書いてありました。
その割には、肝心の<選択>のボトルネックの記述が少ないのが残念でした。
その前工程である<知識>のボトルネックでは、いろいろためになることが書かれていただけに・・・

本書では『ドラゴン桜』を読みましょう、と書かれていますが、ボトルネック解消という意味では確かに『ドラゴン桜』はためになる。このブログでも「コーチング」の面で紹介しましたが、また改めて読んでみたくなりました。

 

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コメント(2)

思考のボトルネックの石川です。

ご紹介ありがとうございます。

選択のボトルネックが一番言いたいことでしたが、
ここを大きくしてしまうと、いわゆる成功本のようになるので
迷ったところでもありますし、編集の都合上もありますね。

ま、ボリュームが大きすぎたので、選択はもっと詳細別途も
考えていたのですが・・・

それにしても
適切なご指摘、痛み入ります。

これからも本をかきますので、宜しくお願いいたします。
(12月にでる「見える化」仕事術はSEの方にはとっつきやすいと・・)

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コメントありがとうございます。
このブログでは、ブックレビューをたくさん書いてきましたが、作者の方からコメントいただいたのは初めてです。感激~!!
「見える化」の出版、楽しみにしていますね。

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管理人@ブログ

prof.gif明治大学卒業後、27歳でヒロテックを起業。パソコン畑一筋。
自称活字中毒。映画と旅行、美味しい食べ物も大好き。
石川県輪島市生。現在、金沢市在住。両親、ダンナ、息子と5人家族
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