仮想化する社会 by ソフィア総合研究所
[UP:2008.10.22]
副題は「次世代マネジメントのためのビジネスヒント32」
これから「こーんな風になるかもしれませんよ」という状況が書かれていて、そこからビジネスチャンスをつかめ、という趣旨の本です。
以前、このブログで紹介した「さあ、才能に目覚めよう」という本の分析で、私には「未来志向」が強いという結果になりました。だから、こんな未来系の本に惹かれるのかもしれないな。ITの仕事を長く続けてこれたのも「人よりちょっとでも先を見てみたい」という欲望があるからかなあ。
・幻冬舎
・2008年5月初版
・1300円+税(215ページ)
amazon.co.jpで見る
■目次抜粋
・予測01 ビジネス
・予測02 インフラ
・予測03 技術
・予測04 生活
目次でもわかる通り、4つの分野に分類し、各分野5~10個くらいの項目に分けた予測を新聞記事の見出し風に描いてあり、解説が続くという形式。「仮想化」とはちょっと違うような気もするが・・・
その中で私が気になった予測を2、3紹介してみよう。
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財布を知らない子供が80%
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電子マネーが「お金」になる条件は匿名性。現在は「個人情報の管理」が主目的だが。
ポイントや電子マネーは第2の金融市場になれるか
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0円家電が登場
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家電を分散型サーバーとして使う試みは、現実のニーズとあった新しい企業戦略
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紳士服の売上激減、在宅勤務の影響か
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ネット社会は「一億総ひきこもり」を誘発?
ネットを中心にした技術革新は、「どうやって暮らしたいのか」という意思を迫る黒船
衝撃的な新聞記事風の見出し内容とわかりやすい文調から、何気なく読んでしまう本であるが、じっくりと書いてある内容を吟味すると、けっこう深い(?)未来が見えてくる。
技術革新がすごければすごいほど、人間側も本能的ともいえる意識の揺り返しも出てくる。
最近、各国で強まっている「○○原理主義」といったものも、揺り返しの1つであろう。
「便利だから、効率的だから、受け入れられるはず」という意識は今後、通用しないかも。
ただ、経済のウェーブは揺り返しより大きいようにもなる。
このせめぎあいが未来予測のカギともなりそうだ。
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明治大学卒業後、27歳でヒロテックを起業。パソコン畑一筋。
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