スラムダンク by 井上 雄彦
[UP:2008.10.01]
いまさら・・・と思う紹介で恐縮だが、実を言うと、この有名な漫画を全巻通して読んだのは最近である。

読むきっかけになったのは、以前、このブログでも書いたマーケティングの本『明日の広告』の中で「スラムダンクの一億冊感謝キャンペーンの例」が書かれていたからだ。
その本のなかで、印象に残ったのが、
・めちゃめちゃ不親切なサイト
・めちゃめちゃ限定したイベント
というキャンペーン方式だった。そして、
井上氏が黒板にチョークで書いた漫画は、触れればすぐ消える状態にもかかわらず、誰もが距離を保って丁寧に見てくれた
と書いてある部分。
こんなファンが共感する『スラムダンク』ってどんな漫画なんだろう???
読んでみて、納得!!
全31巻の漫画を、何度も何度も読んだ。
スラムダンクの面白さについては今更という感じもする。
キャラの魅力はもちろんながら、絵のうまさが目を引く。まるで『マトリックス』のように、カメラ視線が縦横無尽に動くので、臨場感がすごい。最終巻の試合クライマックスではほとんどセリフがないのだが、まったく違和感ない。
空間だけでなく、時間も縦横無尽に展開する。シューターが投げたボールがゴールに入るまでの刹那に思い出シーンが展開されるなど、ロシア文学を彷彿させる手法である。
スポーツ漫画は、連載が長くなればなるほど、技がインフレ(どんどんエスカレートしていくこと)していくのが多いんだが、あくまでこの漫画では、バスケ本道の、それも(主人公は)チョー基礎技だけで描ききっているのがこれまた、すごい。
北京オリンピックのソフト日本代表チームが、『スラムダンク』をみんなで持っていって読みながら、モチベーションをあげていた、とも聞いた。
ワカル
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明治大学卒業後、27歳でヒロテックを起業。パソコン畑一筋。
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