大人が知らない携帯サイトの世界 by 佐野 正弘
[UP:2008.01.30]
高2になる息子は一日中、ケータイを手放さない。本来の機能である通話はほとんどしないで、小説、音楽、動画などを楽しんでいる。私は、あくまでも「連絡手段」なのだが、彼らの世代は違っている。
この本では、PC世代とケータイ世代の「深くて長い溝」を解剖。携帯サイトの位置づけは「PCのハンディ版」と思っていたら大間違いだ、ということを考えさせられる本。
・マイコミ新書
・2007年9月初版
・780円+税(238ページ)
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■目次抜粋
・インターネットに存在する「2つの世界」
・PCからは得られない「携帯サイト文化」
・ケータイ世代の「コミュニティ・スタイル」
・インターネットの「世代間格差」
・「ケータイ世代」がネットを席巻する日
本書冒頭から
「プロフ」 「モバ」 「パネェ画」 「メーリス」
のイミがわかりますか?という質問が投げかけられる。みなさん、わかります?
「パネェ画!? なにそれーー? オネェ系の新型?」と息子に聞いたところ、さすがに即答。PC世代(それもゲイツ世代だしぃ)とケータイ世代の格差はひどいようだ。
本書で書かれている通り、「携帯サイトの情報は一般にはほとんど流れない」というのに実感。最近になってようやくケータイ小説なるものが書店を賑わし、少し開けてきた程度けれど・・・。
今年から、ケータイ世代が社会人になってくるそうな。ううむ、もっと勉強せねば。
■この本の「へぇ~~」
・携帯とPCのサービスの融合を急速に進めたことによって、全く文化の異なる利用者同士が突然相まみえることになり、新たなトラブルが生まれている。
・ケータイ世代は「自己アピール」と「クリエイティブ」を求めている
・ケータイ世代が検索機能を使うときは「テレビを見ている時」
・プロフ(自己紹介)は、掲示板やSNSと並ぶ、1つのコミュニケーションツールと化している。
・空いた時間による寂しさを埋める存在が携帯電話
・PC世代のケータイ世代化 - 「会社のトイレからケータイで株取引」
・PCのダウングレード版的なサービスでは携帯サイトの利用者を納得させることはできない
・ケータイ世代にとって、既存のメディアは「作られている」感が強く、一方、ネットの話は「嘘臭い」と感じる傾向があります。そうした中で彼らはリアリティのあるもの、脚色や編集が難しいライブ感のるものをもとめているのではないでしょうか(ドコモ・ドットコム 村上氏)
・ケータイ世代の思考がビジュアル化している。彼らは文章としてではなく、映像によって物事を記憶しているようです。(同上、村上氏)
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明治大学卒業後、27歳でヒロテックを起業。パソコン畑一筋。
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