人を動かす by D・カーネギー
[UP:2007.10.10]
ビジネス書を選ぶときはできるだけ最近出版されたものを選ぶようにしている。やっぱり時代によって考え方も異なるし、最近はスピード化社会だからね。
でも、今回、ご紹介する本は初版が1936年!いまだに売れ続けている世界的なベストセラーである。有名なのでもう読んだ人も多いと思いますが、沢山のビジネス書におすすめされているので、読んでみました。
・創元社
・初版:1999年(新装版)
・定価:1500円+税
■目次抜粋
・人を動かす三原則
・人に好かれる六原則
・人を説得する十二原則
・人を変える九原則
・幸福な家庭をつくる七原則
全346ページだが、カーネギーさんの言いたいことは、最初の「人を動かす三原則」にすべて集約されていると言ってもいい。読んでみて、みんながおすすめする理由がよーくわかりました。
自己啓発本やビジネスノウハウ本は多いけれど、これが原理原則、基本ですねー。
ビジネス書というのは「こうやれ!!」と高飛車な口調?で書かれているものも多いけど、この本はほんとにやさしい口調で綴られている。カーネギーさんの人格が行間からあふれています。
「人を動かす」というといかにも「部下を使う」ってイメージだけど、モノを売るのも、仕事をやるのも、家族仲良くやるのもそう、人生のあらゆる場面で応用できることです。
■この本の「ううむ、まいった」
・人間は自分はどんなに間違っていても決して自分が悪いとは思いたがらないもの
・人を動かすには、相手の欲しがっているものを与えるのが、唯一の方法である
・人間は例外なく他人から評価を受けたいと強く望んでいるのだ、これを決して忘れてはいけない
・成功に秘訣というものがあるとすれば、それは他人の立場を理解し、自分の立場と同時に他人の立場からも物事を見ることのできる能力である(ヘンリー・フォード)
・われわれは自分の問題を解決することにいつでも関心を持っている。だから、その問題を解決するのにセールスマンの売ろうとしているものが役立つことさえ証明できれば、こちらから進んで買う。
客というものは自分で買いたいのであって、売りつけられるのはいやなのだ。
・人と話をするときはその人自身のことを話題にせよ(ディズレーリ:英国政治家)
・人に好かれる一番簡単で、わかりきった、一番大切な方法は相手の名前を覚えること(ルーズベルト)
・議論はほとんど例外なく、双方に、自説をますます正しいと確信させて終わるものだ
・”わたしの”というなんでもない言葉が、実は人の世の中では一番大切な言葉である
・”しかし”を”そして”に変える
・命令を質問の形に変える
書いていけばキリがない。金字塔のような原則とともに多数の実例が書かれている。
秋の夜長に是非、ご一読をすすめたい本である。また、折に触れ、読み返したい本でもある。
全部を実行するのはとても無理そうだが、大事なことや私に欠けていることは机の横に貼りだしておいた。毎朝、お経のように唱えてから仕事に入る。
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明治大学卒業後、27歳でヒロテックを起業。パソコン畑一筋。
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