2ちゃんねるはなぜ潰れないのか by ひろゆき
[UP:2007.10.31]
ご存知、巨大掲示板「2ちゃんねる」の管理人、ひろゆき(西村博之)氏の本。佐々木俊尚氏や小飼弾氏との対談も通して、ひろゆき氏がネット社会をどう考えているかが展開され、タイトルよりはずっと幅広い内容の本です。
2ちゃんねるに対して賛否両論はあるにしても、「集合知」「コミュニティ」という面を考えれば、2ちゃんねるというのはWeb2.0のサキガケだったと思うんで(ひろゆき氏自身はWeb2.0という言葉に批判的ですが)、管理人がどう考えているか、興味あるところです。
・扶桑社
・2007年7月初版
・740円+税
■目次抜粋
[1.0]まずは結論
[2.0]ITのウソ
[3.0]明るい未来への誤解を解く
[4.0]対談:佐々木俊尚×ひろゆき
[5.0]間違いだらけの法律
[6.0]メディアと2ちゃんねる
「7.0]対談:小飼弾×ひろゆき
個人的には、今話題の「ニコニコ動画」関連の部分や、最後の小飼さん(Perlでは有名なjcode.pmの作者、オープンソース開発者)との対談が面白かった。
■この本の「へぇ」「ほぉ」「??」
・著作権侵害コンテンツには人が集まる
・ユーザーにとって見ている動画はどうでもいいことに気がつき始めた。ユーザーはこの機能(ニコニコ動画にある、動画に対してコメントを書き込む機能)を使って他のユーザーと会話がしたいだけ。
・インターネットにおける動画とCMの相性は良くない。
・Webベースのアプリケーションが出回ることはないと思う。
・インターネットという意味ではパソコンより携帯電話を利用したサービスのほうが発展の可能性はある。
・いろんな人が知恵を出し合っていいものを作るという認識は梅田的Web2.0だ(笑)
・スピード違反が予見されるスポーツカーを作っても自動車メーカーの違法性は問われない。しかし、「ウィニーを開発すること自体が著作権法を侵害する」という裁判所の判断には納得できない
(ウィニー開発者の金子氏逮捕について)
・インターネットによって引き起こされる問題の対処は、市場が決めること
・ブログは言論の重さがフラットになっていない。2ちゃんねるは全員匿名言論でものをいい、ヒエラルキー構造が作られない、完全フラットな場所
・本当にほしいのは、何かをしたことに対する意味(小飼氏)
・ダークサイドのことを考える人を日本では冷遇している(小飼氏)
・悩みを共有すると人は弱くなる。マイクロソフトの一番の失敗は、ビル・ゲイツの妻、メリンダの出現なんじゃないか(小飼氏)
・決定を行う人にとって一番大事なのは、何をやらないかということ。何をやるべきかは技術者はみんなわかっている。でも、何をやらないかの判断は、責任のある立場の人にしかできない(小飼氏)
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明治大学卒業後、27歳でヒロテックを起業。パソコン畑一筋。
どもども、広瀬さん
ひろゆき氏の発言には味がありますね。
それにしても、広瀬さんはたくさん本を読んでますね。
感心することしきりです。
コメントありがとう。
今年は「ビジネス書を読もう」って決めたんですよ。探しに行く暇がなかなかないんで、メルマガやネットがあって助かってます。アマゾンさまさま。