コンサルタントの現場力 by 野口 吉昭
[UP:2007.10.03]
「ホームページドクター」というコンサルタントの端くれをやっている私としては、コンサルとかコーチングの本にもよく目を通す。コンサルタントのスキル(必要な技術)というのは、社内のプレゼンや営業はもちろん、子育てでも応用がきくものが多いので、今日はその関連の本をご紹介します。
・PHPビジネス新書
・2006年9月初版
・800円+税
■目次抜粋
・強い企業は「現場力」できるコンサルタントも「現場力」
・できるコンサルタントの「現場力」を解剖する
・「人間力」なくしてコンサルタントの資格なし!
・「思考力」はコンサルタントの武器倉庫
・「実践力」が納得のコミュニケーションりをもたらす
大企業ならプロの「できるコンサルタント」を大枚はたいて雇うところであるが、中小企業はそうはいかない。
社長が、あるいは、責任者が自らコンサルタント的なチカラ、視点を身につけておく必要がある。
■この本の「なーるほど」
・「コンテンツコンサルティング」から「プロセスコンサルティング」へ
コンテンツコンサルティングとはリサーチを実施し、課題点をあげ、対応策を提案するスタイル。
プロセスコンサルティングとはコンサルタントがプロジェクトのチームアドバイザーになりきるスタイル。
・現場力=
論理的思考:問題を明確に捉え、分析する力
+コンセプト思考:まったく新しい価値や考え方を提示する力
・まずは一番大切な部分は何か、本質は何かを最初に考える
仮説を立て、仮説を検証する、「仮説思考」が非常に重要
・会議中は「幽体離脱」、会議全体を上から見るという感じ。
・ビジネスパーソンが動かさなければいけないのは「人」でなく「人の心」
・コンセプトとは「本質」のこと。目立つこと、とがること、特別なこと、みんなと違うこと。
・ゼロベース思考とはこれまでの常識を捨てること。女性が得意かも
・人は基本的に人の話を聞かないもの。「三秒で考え、十秒で説明しろ」
・「創発力」とは
専門領域が違うプロの人たちがいろいろな切り口でぶつかりあうことで、まったく新しいテーマを考案したり、アイディアに行き着くこと
・最後に必要なのは「笑い」
以前、参加したビジネスセミナーで講師がおっしゃった忘れられない一言がある。
「ものごとの本質はたまねぎの皮ようなもの、むいてもむいても次々と現れる」
これはいかに「本質」を見抜くのが難しいことかを端的に示したものだろう。
また、今わかっている(と思っている)本質が必ずしも正しいものとは限らない、常に懐疑せよ、ということでもある。
ものごとの本質が見抜ける人は、仕事も家庭もすべてうまく行くような気がする。
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明治大学卒業後、27歳でヒロテックを起業。パソコン畑一筋。
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