週刊ヒロテックはWEB・IT関連、ブックレビュー、グルメ、映画などの話題満載のブログマガジンです

生協の白石さん by 白石昌則

[UP:2007.09.26]  

ベストセラーになったのは2005年だし、もうお忘れの方もおいでると思うほどのタイミングだが、あえて、今、この本を読んでみた。その理由は、何かマーケティングのヒントがつかめるのでは、と思ったからだ。
生協の白石さん
・講談社
・初版:2005年11月
・定価:952円+税

■目次抜粋
・白石さんという魔法(岡田有花氏)
・東京農工大学と農工大生協の風景
・1の章から4の章:ひとこと集108
・東京農工大学と白石さん(上條景介氏)
・「生協の白石さん」発刊によせて(小林亘氏)
・最後に(白石昌則氏)



白石さんの粋なひとことについては今更、ご紹介するまでもない。なんでこのような温かい返事が書けるのだろうか、というほど、感心する。手書きのカードを掲示板に・・・という超アナログテクもグッドで、農工大へ行って実際に見てみたい気分にさせられる。

さて、マーケティングのこと。
本書の裏表紙のオビには、株式会社ダイエーのCEO、林文子さんの
「史上最強のセールスマンは生協にいた!(中略)この本で白石さんからモノでなくココロを買ってください」
とある。
また、本書の最後に、農工大生協の専務理事、小林亘さんが
「この本をちょっと変わったビジネス書として読んでみるのもおもしろいのではないかと思っている」
と書かれている。

白石さんとしては、この「ひとことカード」が生協への意見・問合せに使うのが基本であるにもかかわらず、(白石さんのユニークな返答を求めて)生協とは無関係な投書がよく来るようになってしまい、なんとか、お店の製品に関連付けられないかと、返答に苦慮している様子が伺われます。
マーケティングから見ると、この辺が実に面白い。
「白石さん」というキャラが立ってくると、白石さんがいいという「土橋のプロ野球チップス」が買ってみたいと思わせる力があるのですから。

この本を読んでみて初めて知ったのは、ブレイクのきっかけが、農工大学生のブログ「がんばれ、生協の白石さん!」だったこと。本に掲載されていない(最近の)ひとことカードが今もずっと掲載されています。
このブログがまた、なかなかいい味だしてます。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 生協の白石さん by 白石昌則

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.hirotec-k.jp/mt/mt-tb.cgi/739

コメントする


画像の中に見える文字を入力してください。

管理人@ブログ

prof.gif明治大学卒業後、27歳でヒロテックを起業。パソコン畑一筋。
自称活字中毒。映画と旅行、美味しい食べ物も大好き。
石川県輪島市生。現在、金沢市在住。両親、ダンナ、息子と5人家族
  ヒロテックHP

2009年12月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

過去の月別アーカイブ