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Googleの20%ルールに学ぶ、社員のモチベーションアップ

[UP:2007.07.30]  

SEO対策をアドバイスすることも多い私にとって、GoogleやYahoo!のブログは必ずチェックすべきものの1つですが、、検索エンジン関係の話題でなくとも楽しめるのがGoogleのスタッフブログ
ま、「楽しめる」といっても「技術者的視点からみたら」という意味ですが・・・

先日も「20%ルール」や「巨大マップ」の話が掲載されていて、「さすがGoogle、この雰囲気の中だからこそ、いろいろな新しいアイディアが出てくるんだなあ。他の会社でも参考になるな」と思ったので、ちょっとご紹介を。

「20%ルール」とは、Googleの社員規定の1つで、仕事時間の20%を必ず自分の好きなことに使うこと、という取り決めのことです。「時間=売上」というIT業界にあって、これってすごいことです。単純に考えると会社の(目先の)売上が20%ダウンするってことなんですよね。
時間で考えても、20%といえば1週間の1日分ですから、この時間の占める貴重さがわかると思います。

余談になりますが、この業界は「人月(にんげつ)」という単位があって、技術者が1ヶ月で使う時間を示し、ソフトウェアの開発費はこれが基準となります。
たとえば「このシステムは30人月」というボリュームであり、その会社の人月単価が100万であればこのシステムは、3000万円ということになります。もちろん、人月単価は会社によって違います。
納期もここから換算。1ヶ月10人の技術者を投入できれば、このシステムは3ケ月後に完成ってことになります。ま、計算上は・・・ってことですが。
このようにIT業界はすべて時間を基準に動いているわけです。

Googleの20%ルールで出たアイディアを元にした製品には、Google NewsやAdSense など、今のGoogleには無くてはならない製品もあるそうですが、先日のGoogleスタッフブログでは、その20%ルールで開発した小さいプログラムのことが載っていました。
また、別の日には「Happiness Fixit」と称し、仕事日の1日を使って巨大マップを制作した話も載っていました。

これを読んで「すげー」と思ったのは
・こんな小さなプログラムでも、他のスタッフからどんどん意見が寄せられる体制づくり
・これらの時間が技術者のモチベーションアップとスタッフ同士のコミュニケーションにすごく貢献している
・社員が楽しそうに仕事をして、Googleにいることを誇りに思っている
ってこと。

技術者のような頭脳労働者のモチベーションをあげるには、普段の仕事から思いっきり開放させてあげる時間が必要なのでしょう。そういう意味ではこの20%の時間こそGoogleの売上の元といえるでしょう。
(でも研究開発なんて言葉を使わないところがイイ)
とは思っていてもなかなかルールにまでは持っていけないもの。
さすがGoogle、こういうところがWeb2.0的なんだなあ、と感心します。
 

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prof.gif明治大学卒業後、27歳でヒロテックを起業。パソコン畑一筋。
自称活字中毒。映画と旅行、美味しい食べ物も大好き。
石川県輪島市生。現在、金沢市在住。両親、ダンナ、息子と5人家族
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