「感性」のマーケティング by 小阪 裕司
[UP:2007.05.30]
最近のネットショップ運営では、ホームページを更新するだけは事足りず、SEOやブログはもちろんのこと、動画やバイラル(口コミ)CM、モバイル、SNSでの展開、PPC広告など、どんどんやることが増えて、目が回っている人もいるのではないでしょうか?
しかし、こんな今こそ大事なのは、ショップのコンセプト(売り)をはっきり決めておくこと。
そうすれば自分の店で今最も必要なのは何か、どんなツールを使ってどう展開していけば一番効率的なのか、おのずとはっきりしてきます。
逆にコンセプトを考えずにあれこれと新しい技術に手を出してみても、労力ばかりがかかって売上に直結しないってことになりがちです。
そこで今回は、ショップのコンセプトや運営方法を考え直すにちょうどいい、マーケティングの本をご紹介します。実店舗用の内容ですが、ネットショップに応用できることも盛りだくさん。
PHPビジネス新書
2006年12月初版
800円
amazon.co.jpで見る
目次抜粋
・「感性」を扱うマーケティングとは
・「感性フレーム」で見えてくる新しい世界
・感性でビジネスを組み立てるためのモジュール3+1
・「感性」のビジネス活動を左右する6つのインパクト
・今、結果をだしていくための3つの重要な取り組み
・これからのビジネスパーソンに個々に必要なことは
■この本の「なるほどぉ~」
「どう売ろうかな」ではなく「買うという行動をしてもらうためには何をすればいいか」と考える。
本当に欲しいものはいくらでもいい、欲しくないものはいくらだろうが要らない
顧客満足度は時代のトレンドによって変わる。今は「他にない個性的なサービスが受けられる」こと
これまでは「お客さんが持つ問題の解決こそが提供するサービス」だったが、これからは「こういうことに取り組むとあなたの人生はより豊かになる」というビジョンを提示し、その行動の手助けをする
これまでは説得力、競争力を高めることが必要だったが、これからは「おお、いいねえ」と共感してもらえる伝道力や「誰から買うと嬉しいか」という関係性が必要
これからの企業の収益力は上質な「顧客コミュニティ」を持っているかどうかで決まる
などなど。ためになる実例もたくさん紹介されています。
今、ネットショップ運営は、商売の原点に帰ろうとしています。
もう一度、自分のお店を見直してみましょう。それはオーナーであるあなたしかできません。
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明治大学卒業後、27歳でヒロテックを起業。パソコン畑一筋。
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