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<邦画>墨攻 - 中国春秋時代の墨家の非戦戦略を描く

[UP:2007.02.05]  

歴史好き、特に中国史フリークの私としては、見逃せない作品ということで、上映早々に楽しみに出かけた。

原作は、私が大好きな酒見賢一氏。酒見さんの小説はどれも独特のファンタジー性があって、たっぷりと酒見ワールドを堪能させてくれる。
きっちりとした歴史小説というより、ファンタジー時代小説といった感じなので、歴史が苦手な人も楽しめると思う作品ばかり。
『後宮小説』しかり、孔子集団を描いた超大作『陋巷に在り』(全13巻)も惹きこまれるように面白い。

で、映画となった墨攻は、酒見氏の(とても短い)小説を漫画化したものを原作としている。
ビックコミック連載の漫画は大人気とか。漫画も非常に面白い! おすすめだよ。

ストーリーは・・・
「非攻」「兼愛」を説く墨家の一人、革離が、梁城へやってくることから物語は始まる。
4,000人の小さい梁城に、攻め込む趙軍は10万人。趙の猛攻に対し、知略に富んだ戦術を次々と繰り出す革離。だが、 城の中では様々な思惑が渦巻いて・・・

漫画とは細かいストーリーや登場人物が違っていたが、映画は映画なりにとっても面白かった。
なんといっても、革離役の俳優さんがカッコいい!!(漫画とは大違い?)
漫画に出てきた「なーるほど」と感心させられる戦術もうまく描かれている。

中国語だというのもいいね。やはり、映画の舞台となる言語が良く似合う。
これが同じストーリーでも英語や日本語だったら、ちょっとがっくり。

映画では革離が梁城を去るところで終わっているが、原作はそれからも結構長い。
というか、その後も非常に面白く、墨家のすごさが惜しみなく描かれている。
でもって、最後は「そう来るか!」って終わり方である。

是非、映画でも「続・墨攻」をやって欲しいものである。
中国映画だけに、ラストは変更されるかもしれないけど・・・・

墨攻の公式ページはこちらから

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prof.gif明治大学卒業後、27歳でヒロテックを起業。パソコン畑一筋。
自称活字中毒。映画と旅行、美味しい食べ物も大好き。
石川県輪島市生。現在、金沢市在住。両親、ダンナ、息子と5人家族
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