<洋画>ロード・オブ・ウォー
[UP:2006.10.04]
『ロード・オブ・ウォー』は実際の武器商人(複数モデルらしい)の半生を、ニコラス・ケイジ主演で描いた作品。
「ロード」は「Road」ではなく「Load」。ロードオブザリングが指輪物語なら、これは、戦争物語といったところでしょうか。
武器商人の話というと凄惨なものを想像しがちですが、この作品はコミカルタッチで描いてあり、逆にそのタッチが強烈な(戦争への)
皮肉になっています。
ニコラス・ケイジの飄々とした名演技ぶりも、いっそう、その皮肉に拍車をかけている。
「Load」には「皮肉をこめる」といった意味もあり、そこにもかけているんじゃないか、と思わせる、含蓄の多い作品でした。
映画の冒頭で、ニコラス・ケイジが、
「現在、世界で12人に1人が銃を持っている計算になる。残る課題は・・・
1人1丁の世界」
と話すところからストーリーが始まる。
禁輸措置をくぐり抜ける武器商人を追うICPOとのだましあい。
冷戦崩壊で旧ソ連から流れ出る大量の武器、それをめぐる武器商人同士の争い。
武器の商談で、武器の調子を見るために部下を殺してみる軍事政権の将軍。
ここらへんはかなり事実に近いようだ。
逮捕されたケイジが
「俺たちが10年かかって取引する武器を、大国は1ヶ月で輸出してしまう」
といい、映画最後のテロップには、
「現在の武器輸出の大手は5ヶ国、国連の安全保障常任理事国である」
と流れる。
ここを言いたかったのかなーーと思わせる映画である。
秋の夜長におすすめの1本である。
ロード・
オブ・ウォーの公式ホームページはこちらから
この記事と同じカテゴリーの記事
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: <洋画>ロード・オブ・ウォー
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.hirotec-k.jp/mt/mt-tb.cgi/535
明治大学卒業後、27歳でヒロテックを起業。パソコン畑一筋。
コメントする